サフィールノワールのレザーバームローションでコードバンのALDEN(オールデン)をお手入れ

30歳になった記念に思い切って購入したALDEN。

コードバンということで、少しでも雨が降りそうだったり晴れていても水には絶対に触れさせまい。と細心の注意を払って履いていました。

そんなALDENですが、やはり履いていると傷がついたり少し濡れて水シミっぽくなったりと汚れや傷が目立ってきました。

ということで、今回はALDENのお手入れについてご紹介したいと思います。

なお、この記事に書かれていることは全て筆者の我流ですのでその点ご留意ください。

このような方にオススメの記事です
  • ALDENのお手入れ方法が知りたい
  • これからALDENを買おうと思っている
  • コードバンのお手入れ方法を知りたい

お手入れ前の様子

お手入れ前はこちらの写真のように細かい傷が目立っていました。

特にトゥの部分の擦り傷が気になります。

内側の部分も擦り傷があります。

革の表面もざらつきが目立ってきました。

お手入れ開始

ブラッシング

お手入れの最初はブラッシングです。

馬毛ブラシで表面についた汚れを丁寧に落としていきます。

こちら、左側がブラッシングした靴ですが、軽くブラッシングして、表面の汚れを落とすだけで靴の印象が全然変わります。

ステインリムーバー

しかし、革そのものの汚れはブラッシングでは落としきれません。

そこで、靴の手入れでおなじみのステインリムーバーです。

ステインリムーバーはがっつり水分なのでコードバンに使っていいのかと心配していましたが、色々と調べていると問題なく使えるとのこと。

ただ、多い量を一気に使うと水シミになるので、少しずつ伸ばして使っていくと良いとのこと。

しかし、コードバンに水は天敵と刷り込まれている私は失敗しても大丈夫なように内側の部分から恐る恐る使っていきました。

内側から全体に伸ばし汚れを落としていきます。

するとこんな感じで汚れが取れました。

左側がステインリムーバーで汚れを取った方です。

少しですが革の表面がきれいになった気がします。

トゥの部分もだいぶツヤが戻ってきました。

レザーバームローション

さて、今回ALDENのメンテナンス用に新しく購入したのがこちらのサフィールレザーバームローションです。

こちらのアイテムは汚れ落とし、栄養補給、ツヤだしの全てが1本でできるオールインワンのクリームになっています。

ALDENのほかの靴にも使えますし、Instagramでこちらの商品を使ってコードバンのALDENを綺麗に磨いている投稿を見たので使うことにしました。

柔らかい布に取り全体に塗っていきます。

初めてのクリームだったのでシミにならないか心配しながら作業をしていたので写真は撮り忘れてしまいました・・・

塗り終わった様子がこちらです。

左側がクリームを塗った側ですがツヤが増しています。

トゥの部分も塗っていない右側に比べると光沢が増しています。

サイドもこのとおりツヤが増して良い感じに仕上がっています。

アビーホーン(かっさ棒)を使う

続いてコードバンならではのアイテムを使っていきます。

それはアビーホーンといって水牛の角です。

純正の物は約10,000円とちょっとお高いので、代用品としてかっさ棒を使っていきます。

こちらのアイテムを使って革の表面をグリグリと押してならしていきます。

何度かならしていくとこのように白く曇ってきます。

このやり方であっているのか・・・もしかしたらやらかしたんじゃないかととてつもなく不安になります。

もう一度ブラッシング

そんな不安を抱えながら再度、馬毛ブラシでブラッシングしていきます。

そうすると白い曇りも取れ表面がツヤツヤに。

とりあえず、曇りが取れて一安心です。

寄ってみるとツヤの違いが鮮明に出ます。

左側は撮影している自分が写ってますね。

サイドもこの通りツヤが復活しました。

グローブクロスで乾拭き

ブラッシングの後はグローブクロスで乾拭きをしていきます。

手に装着して優しく乾拭きしていきます。

左側が乾拭きしたあとです。

さらにツヤが増しました。

しかし、このALDENは飾り多く細かな繊維がついてしまいます。

山羊毛ブラシで仕上げ

そこで、仕上げに山羊毛ブラシで表面の繊維を取り除きます。

お手入れ後

お手入れ後の様子がこちらです。

左側が磨いた方です。右に比べて革の表面が整えられてツヤが復活しました。

アッパーの部分は細かい傷がなくなり表面が滑らかになっています。

トゥもこのとおり反射具合が全然違います。

まとめ

コードバンのお手入れということで、気を付けるポイントや普通の靴と違う部分はありますが、そこまで気にせずにお手入れしても大丈夫だなと思いました。

というより、お手入れしない方が靴にとってよくないので、しっかりと定期的にお手入れしようと思いました。

しかし、お手入れして分かりますがやはり良い靴です。

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