機能を取るか革質を取るか。REGALのビジネスシューズ(エアローテーションソール)

皆さんは革靴を購入する時に何を重視しますか?

革の種類、デザイン、ソールの機能など選ぶポイントは人はそれぞれだと思います。

今回の記事では、私が機能に目を奪われて購入後にちょっと後悔した靴について書きたいと思います。

革靴の蒸れ問題

革靴を履いていて誰もが経験したことある問題に夏場の蒸れがあると思います。

お気に入りの革靴を履いて1日中歩き回り、最後に入ったお店がお座敷。

靴を脱ぐと蒸れによって発生する匂い。。。

もちろん、私も経験があります。色々と対策を試してみたものの根本的な解決には至らず。

ちなみに試したのは

〇魔法の粉グランズレメディ

体質が合わなかったのか。あまり効果を感じず。。。

〇匂い対策靴下

靴下に1980円出すことに抵抗を覚え断念

そして、辿り着いたのが機能性ソールの革靴です。

匂いがするのは、革靴内に湿気が籠もるから。
それなら、通気性の良い革靴に変えれば良いじゃない。

という事で、探してきたのがこちらです。

エアローテーションソール

REGALのエアローテーションシステム搭載シューズです。

エアローテーションとは、簡単に言うと歩く度に、靴内に外の空気を送り込み蒸れを防ぐというものです。

これなら、蒸れ問題から開放されるかもしれない!と、期待を込めて購入。

しかし、意外な落とし穴がありました。。。

ソールの使用感

落とし穴の前にまずは使用感を。
実際、このソールはすごいです。他の靴に比べると明らかに蒸れが少なくなります。

さすがに、完全に無くなりはしませんが、脱いだ時の不快感が圧倒的に少ないです。

デザインもビジネスにも使えるモノで問題ありません。当時、黒の靴を持っていたのでダークブラウンを買いました。

では、何が落とし穴だったかというと、それは、革質とソールそのものです。

まずは、革質です。

ソールに目が奪われ、革質について深く考えずに購入しましたが、こちらの革靴。
もちろん、合成じゃなく本革を使用しているのですが、表面に鏡面加工がしてあるんです。

最初っからきれいな鏡面加工でいいじゃない?
と思われるかもしれませんが、この場合、自分でお手入れする時にとても大変なんです。
というか、お手入れがうまく出来ません。

クリームがうまく入らない

表面に加工がしてあるため、補色や傷隠しのためにクリームを入れようとしてもうまく革に入っていきません。

クリームの色は付くのですが、から拭きするとほとんど取れてしまい、色がのりません。

なので、表面の傷は隠すことが出来ず。。。

また、すでに鏡面加工されているので、その上からワックスを塗ってもより光らせることが難しいです。

私の技量不足なのかもしれませんが、他の加工されてない靴に比べると圧倒的に光らないです。

ソールの交換は?

ソールが特徴のこの靴。

一生モノとして使うのであればソールの交換は必須。しかし、この靴の場合、ソールが特殊なので簡単にソール交換が出来ません。

おそらくREGALに持っていけば交換してもらえるのでしょうが、その場合、フルソール交換になるでしょうし、予防的にトゥのみやヒールのみ交換することが出来ません。

機能か長期使用か

つまり、こちらの革靴は、機能的には問題なく、蒸れ問題も解決出来て素晴らしいのですが、一生モノとして見た時に少し役不足なんです。

やはり、一生モノである以上、手入れのしやすさはとても重要です。

機能を取るか、一生使える安定性を取るか。
人それぞれだと思いますが、私は一生モノが大好きなので、本来は安定性を取るべきでした。

まとめ

機能に目を奪われ、一生使えるモノなのかどうなのかという視点で考える事が出来なかった。
今回の買い物はとてもいい勉強になりました。
しかし、この革靴。それでも私のお気に入りです。
なぜなら、HERZの鞄と革色がぴったりだからです。

また、逆に割り切って最近は雨の日用としても活躍しています。

こんなふうに一生モノにはならないかもしれないけど、活躍している革靴に感謝です。

皆様がお持ちの大切な一生モノをより多くの人に知ってもらいませんか?
「みんなの一生モノ」は皆様がお持ちの自慢の一生モノを紹介するコーナーです。
お手持ちの一生モノを紹介したいという方はぜひ当コーナーをご利用ください。

\Twitterでも情報発信中/

おすすめの記事