REGAL(リーガル)の革靴の傷をアンティーク仕上げで隠す。

最近、アンティーク仕上げにハマっています。というか、新しい靴を買う予算が無いので手持ちの靴を変えて脱マンネリをしています。

今回、アンティーク仕上げにチャレンジしたのはこちらの記事で紹介したREGALのビジネスシューズです。
記事でも書いているとおり、クリームが入らず傷が隠せない厄介者でした。
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お手入れ前

靴の内側の傷はかなりひどく、クリームで補色が出来ないので放置していました。

また、一番目立つトゥの部分もごらんの有様です。

こんな状態だったので、リサイクルショップに持って行こうか悩んでいたのですが、アンティーク仕上げで傷をごまかせるんじゃないか?と、思いついて練習も兼ねて挑戦することにしました。
また、クリームが入らないのは確認済みでしたが、ワックスならいけるんじゃないか!という謎の自信もありました。

作業開始

いつものお手入れ

まずは、いつものお手入れをしていきます。
靴紐を外して、馬毛ブラシでブラッシングします。

下駄箱の中で長い間眠っていたので、ホコリがたくさんついていました。
続いてステインリムーバーで汚れを落とします。

汚れなのか、前のクリームなのか。それなりに落ちました。

長期間放置していたので、革が乾燥していると思い、デリケートクリームを塗りました。

続いてクリームの塗布ですが、以前はブートブラックのクリームを使って浸透しない事が判明したので、今回はCollonilのシュープリームクリームを使ってみます。

手に取って塗り込んでいきます。

クリームを塗ったら、豚毛ブラシでクリームを押し込むようにブラッシングします。

クリームを塗った後がこちらです。イマイチ変化があるのか無いのか。。。

アンティーク仕上げ

下地づくり

それでは、今回のメインのアンティーク仕上げの工程を紹介します。
まずは、同系色のワックスで下地を作ります。

うまく傷を隠せるか。。。

左右交互に塗り重ねていきます。

若干、補色出来ましたが、傷を完全に隠すには至らず。。。
とりあえず、水分を加えて下地を仕上げます。

黒色ワックスで色を重ねる

続いて、今回の工程のメインである黒のワックスを重ねていきます。
使うのは下地と同じSAPHIRのワックスです。

少し、黒色が入ってきました。

乾燥させる時間を確保するため、交互に塗っていきます。

かなり濃くなってきました。。。というか、塗り過ぎました。中々、ワックスが乗らないなぁー、と思いながら数を重ねて気づいたらこんな風に。

最後の方はワックスをクロスに取ってポンポン叩いて無理やり乗せました。

しばらく放置したあとに、下地同様、水分を加えながら磨いていきました。

作業終了後

仕上がりはこんな感じです。

なんというか、こんな靴見たことありません。笑
ただ、これはこれで傷はほぼ隠せたので結果オーライでしょうか。

全体はこんな感じです。

引きで見ると少しそれらしく見えるでしょうか?

まとめ

何度やってもアンティーク仕上げは難しいです。今回は靴との相性が悪かったことも原因の一つだと思いますが、もう少し修行が必要です。
次回はもっと上手く出来るように色々と試行錯誤したいと思います!!

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