エイジングを楽しむリジッドデニム。A.P.C.のプチニュースタンダード

気がついたら靴の記事ばかりだったので、今回はデニムについて書きたいと思います。

一生モノと言うと靴、鞄、時計などのイメージが強いですが、デニムにも一生モノは存在します。

そんな一生モノのデニムの中でもオススメなのが、A.P.C.のデニムです。

A.P.C.とは?

A.P.C.はアーペーセーと読みます。エーピーシーではありません。

理由はこちらのブランドがフランスのものだからです。

ちなみに、A.P.C.とは
"生産と創造の工房
(Atelier de Production et de Creation)"
の略で、デザイナーの名前を服のデザインに結び付けたくない、ということが意図されているそうです。

生産と想像の工房。。。よくわからないですけど、オシャレですね。なんとなくフランスっぽいです。よくわからないですけど。

そんなA.P.C.の代表的なアイテムがデニムアイテムです。

引用元

デニムパンツはもちろん、デニムジャケットも有名です。また、デニムを使ったリュックなんていう変わりモノのアイテムも作っています。

引用元

また、全体的にシンプルなデザインが多いため一生モノとして長く使えるデニムになっています。

デニムパンツの種類

A.P.C.には代表的な3つのモデルがあります。

ニュースタンダード

一つ目は、3つのモデルの中で一番シルエットに余裕があるニュースタンダードです。シルエットに余裕があるという事は一歩間違えると野暮ったく見えてしまうので、注意が必要です。

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ただ、一生モノという意味では股上が深くデザインされていて体型の変化をある程度カバー出来るのでアリかもしれません。

プチスタンダード

二つ目は、ニュースタンダードをベースに細身に仕上げたプチスタンダードです。ただ、スキニーデニムと言うほど細くは無いです。

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股上が浅めに作られているので、人によってはきつく感じる人もいるかもしれません。なので、体型の変化には要注意です!

プチニュースタンダード

三つ目は、上の二種類の良いところを合わせたようなプチニュースタンダードです。

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プチスタンダードの細さは膝下のテーパードで実現しながら、ニュースタンダードのように股上が深く履きやすくなっています。

かっこいいエイジングを目指して

ちなみに、こちらのブランドはエイジングでも有名です。リジッドデニムを履き続けて、自分の体に合ったエイジングをさせるのは憧れですよね。

引用元
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既成のダメージデニムじゃないんだぜ?
体に合ったヒゲとかハチノスが付いてるんだぜ?
こうするのに年単位の努力してんだぜ?

と、誰も気にしてないかもしれませんが自慢したくなります。

私が選んだモデル

私は運動をしていて太ももが無駄に太いけれど、出来たら細めのデニムをシュッと着たかったんです。なので、そんなワガママを叶えてくれるプチニュースタンダードにしました。

実際に購入したモノはこちらです。

例によって購入時の写真はないので現在のものになります。

  • ブランド:A.P.C.
  • モデル:プチニュースタンダード
  • サイズ:30
  • 購入時期:2014年
  • 膝下にかけて、テーパードがかかってるので無理なく細身のデニムを履く事ができます。

    サイドから見ると、足に向かって細くなっていくのがよくわかります。

    バックもポケットにステッチが無いシンプルさが、色落ちを際立たせてくれます。

    使用感

    初めて履いた時に感じたことは「固い!」この一言です。

    それまで、ストレッチデニムばかり履いていた私には衝撃でした。

    履いたらすぐに何度か屈伸して、デニムを伸ばす。これが履いた際のルーティーンになりました。

    しかし、数カ月履いて馴染んでくると、自分の体に合わせて伸びたのかそこまで窮屈さを感じることはありませんでした。

    もちろん、ストレッチデニムのようにグイグイ伸びるわけじゃないですが日常の動作ならきつさを感じる事は無くなりました。

    「これがデニムを育てるということか。」と、一人感慨にふけりました。

    エイジング(4年目)

    現在(購入後4年)の写真

    寄るとヒゲなどのエイジング具合がわかります。4年経ちますが、週末のそれも涼しい季節しか履かないのでなかなか思うようにエイジングが進みません。

    バックはこんな感じです。ポケットに小銭入れの跡が付いてます。

    ポケットのエイジングってカッコいいですよね。自分の使ってるモノの跡がつくとちゃんと育ってるなぁ。と親心が芽生えます。

    ハチノスはあまり色落ちしてくれませんが、ここも、これからの楽しみですね。

    畳むときのポイント

    ちなみに、私はこのデニムを畳んで保管する時はこんな風に畳まず

    こう畳んでます。

    スラックスやスーツを保管する時の畳み方ですね。

    理由は1つ目の畳み方だと、履いて正面から見たときに裾が横に広がるからです。

    せっかくの細身が台無しになってしまいます。

    しかし、スラックスのように畳むと

    こんな風に細さをキープする事ができます。また、スリットが若干入るのでデニムでありながらスラックスのようにドレス寄りに着こなす事が出来ます。

    まとめ

    最近は、ワイドパンツが流行っていてついつい流行に乗っかりたくなりますが、ベーシックなデザインのデニムはいつの時代も一定以上の価値があります。

    そんなベーシックなデザインの代表格のA.P.C.のデニムは一生モノとしてのポテンシャルを十分に持っていると思います。 さらに、エイジングを重ねることでその魅力は増していきます。

    これからも、エイジングを楽しみながら履き続けたいと思います。

    この記事で紹介したアイテム

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